防音

マンションに防音室が欲しい!1日中ドラムを叩いて過ごしたい!

独り暮らしのマンションの部屋でドラムを叩こうと思うと、やっぱりドラムの大きな音を軽減させるような防音対策が必要になります。

そこで、ドラム等の楽器を部屋で使う場合でも近所の迷惑にならないような騒音・防音対策について調べてみました。

 

マンションの防音室の性能と費用

方法① 防音ルームを作る

分譲マンションの場合、一部屋を全体的に防音ルームにリフォームする方法があります。

 

おおよその内容を書き出します。

  • 床材を防音効果のある素材に張り替え、更にその下に吸音性のある素材を敷き詰める。
  • 防音性のあるマットレスを敷く
  • 壁を吸音材と遮音シートを入れたものに替える
  • 換気口を防音仕様にする
  • 防音性のある窓にする(複層ガラス・内窓を取り付ける等)

 

ここまですれば防音対策としてはかなり効果的なので、心置きなくドラムを叩きたい人におすすめです。

ただ、この全て行うと、費用は250~300万円前後必要ですし、日数は1ヶ月前後かかる事は頭に入れておきましょう。

 

方法② 簡易吸音室を設置する

簡易吸音室は、インターネットで簡単に購入出来ます。

口コミでは、部屋に多少の音は漏れるものの屋外までは聞こえない、というものが多く見られました。

防音カーテンや防音壁も併用すれば、外への騒音はかなり軽減されるでしょう。

ただ、1階以外に住む人は下への騒音防止の為のマットレスも必要でしょうし、換気の為にサーキュレーター等も必要になりそうです。

費用は10~15万程度で、自分で設置できるので、比較的簡単に始められる防音対策ではあります。

 

方法③ 簡易防音壁を取り付けて、防音マットレスを敷く

一番簡単で安く済むのは、壁に簡易的な防音壁を取り付けて、防音マットレスを敷くという事です。

費用は5~10万程度で済みます。

ただ、生活音程度には効果的でしょうが、ドラムの大きな音と振動の騒音対策としては不十分でしょう。

 

ドラムを叩くにはどの防音室が必要?

楽器の奏でる音は、想像以上に大きな音です。

特にドラムともなると、大きな音だけでなく大きな振動の問題についても懸念されます。

それは子供が騒ぐ声や一般的な日常の生活音とは比べ物にならない程の騒音と振動だと思った方が良いですね。

なんせ、専用の音楽スタジオの防音ルームですら、ドラムの音は多少漏れる事もあるそうですから…。

 

それくらい大きな音と振動を出すとしても、近所迷惑にならないように家でドラムを叩きたいと思うようでしたら、自分で出来得る事は全て行い、万全の防音対策を行うべきでしょう。

方法②や③も防音効果は期待出来ますが、完全な対策をしたいなら、一室全てを防音ルームにしてしまうのが得策です。

分譲マンションであれば簡単に引っ越す事も出来ないでしょうし、ご近所とのお付き合いも大切になるでしょうから、自分が出来る限りの対策をしたいところですよね。

ノンクレームで心置きなくドラムを叩けるように、完全な防音ルームを作るのが一番おすすめです。