
子供が活発になってくると心配になるのが、下の階への騒音ですよね。
遅い時間でも、ピョンピョン跳ねたり高い所から飛び降りたりしますし、泣いた時のじだんだも下の階へは響くものです。
そこで、分譲マンションの床の防音工事について調べてみました。
分譲マンションの防音工事の種類と費用
方法① 床材を防音機能の高い物に張り替える
今の床材自体を、防音機能のある床材に張り替えてリフォームする方法です。
下に音が響きにくくなるというメリットはありますが、床一面を張り替える事になる為、部屋の物を全て別の場所へ一旦移動させて戻す手間がかかります。
費用は6畳のワンルームで20~30万円程度で、半日から1日で作業は可能です。
方法② 床材の下に、遮音マットを敷く
今の床材はそのまま残し、その下に遮音マットを1枚かませる事で、物を落とした時の衝撃音や子供のドタバタする足音等を緩和させる事が出来ます。
費用は6畳のワンルームで30~70万程度です。
床材の張り替えのみよりも作業工程が多少増える事から若干費用が上がりますし、先程と同様、物の移動は必要となります。
作業は半日から1日で可能です。
方法③ 床材の下に、吸音性の高い素材を敷き詰める
防音機能のある素材を床材の下に敷き詰めて、音を軽減させるリフォーム方法です。
断熱材としてもよく使われているグラスウールや、吸音性のあるフェルト等を床材の下に敷き詰める事で、下への騒音を減らす効果が期待出来ます。
費用は、6畳のワンルームで40万~80万程度です。
こちらも、一面に吸音材を敷き詰める必要があるので作業工程が多いので、床材の張り替えのみに比べると費用がかかりますし、物は全て移動させる必要があります。
作業は半日から1日で可能です。
また、遮音マットと吸音性のある素材を敷き詰める方法を併用して更に防音効果を高めるという、②と③を組み合わせたリフォームもあります。
費用は一番かかりますが、防音性能は一番上がりますので、万全の対策をしたい人にはおすすめです。
工事よりも気軽な防音

工事となると半日から1日部屋が使えないという大掛かりな作業になりますし、費用がかさむケースがほとんどなので、2歳程度の小さな子供の足音くらいだったら、そこまでしなくても簡単な方法で騒音を軽減する事は可能です。
例えば、一番簡単で安く済むのは、クッション性・防音性のあるマットレスを一面に敷く事です。
種類は、低反発・コルク・ポリエステル・ゴム等色々ありますので、自分のお好みの物を選ぶと良いでしょう。
私が選んだのは、ポリエステル製の2メートル四方の可愛い柄の物ですが、近くのお店で約2000円ととても安く買えました。
よだれが落ちようが、ジュースをこぼそうが、おむつ替えで汚れようが…いとも簡単に汚れを落とせて便利です。
除菌スプレーでササッと拭けるので衛生的で、買って大正解でした。
その上でおもちゃをガンガン投げても、ピョンピョン跳ねても、全く音が響かないように感じるので、安くて簡単な防音対策としておすすめです。
しかも、床に傷が付かないのも嬉しいポイントですよ。