
マンション生活だと、自分の家の生活音が周りの人に迷惑をかけていないか、気になることってありますよね。
しかも、まだ小さい子供がいる家庭ならなおさらです。
「窓から音が漏れているかも…?」と気になった時、どんな対策が効果的なのか調べてみました。
マンションの窓を防音にする方法
方法① 防音テープを貼る |
窓サッシは基本的には隙間があるので、その隙間から音が漏れてきます。
その隙間に【防音テープ】を貼って、隙間を埋めて気密性を上げる事で、ある程度の騒音対策が期待出来ます。
リフォームができない賃貸マンションでも気軽に対策出来ますし、ホームセンターやインターネットで簡単に、しかも安く手に入るのも嬉しいポイントです。
方法② 厚手で防音性のあるカーテンを使う |
布一枚の薄いカーテンではなく、【防音性の高い厚手のカーテンを使用する】事でもある程度の防音効果が期待出来ます。
厚手のカーテンを使うだけでも違いますが、今は防音性・遮音性の優れた専門のカーテンも発売されています。
何層にもなっていて、その層が騒音をシャットアウトしてくれる仕組みのカーテンです。
通常のカーテンに比べると値段は高くなりますが、手軽に試せるのはいいですね。
方法③ 窓を二重サッシにする |
リフォーム可能なマンションの場合、最も効果的なのは【窓を二重サッシへ変更する】事です。
一般的にされているのは、内窓を取り付けて二重窓にするという方法です。
そうすると、外の窓と内窓の間に中間空気層が生まれ、騒音をかなり静かに出来るので、防音性の高いリフォームとされています。
防音性能をかなり上げる事は可能ですが、賃貸の場合は工事自体がまず不可という所がほとんどでしょうし、費用も一番かかるのがネックです。
通路側とベランダ側はどちらも対策が必要?

通路側の窓は、ベランダ側に比べたらさほど対策に気を遣わなくても良いかもしれません。
というのも、通路側を通るのは同じマンションに住んでいて部屋へ出入りする人と、他は宅配関係の人・マンション管理関係の人・メンテナンス業者等が移動に通るくらいだと思うからです。
隣人の睡眠を邪魔するわけでもないですし、外の音が聞こえた方が宅配便の人の気配や家族が帰る音が聞こえて良いという人もいるでしょうし、そこまで綿密な対策は必要ないかもしれません。
ただ、プライバシーの事を考えたら、通路側も対策する事をおすすめします。
また、ベランダ側の窓については対策を万全にしたいところです。
ベランダでは、洗濯物を干す人・家庭菜園をする人・タバコを吸う人等、人が居る事も多いでしょうから、隣人へ生活音が漏れてしまうのは抵抗がありますよね。
それに、ベランダを通して隣の部屋の中まで音が伝わってしまうので、生活音や子供の騒ぐ声で睡眠の邪魔等をしないよう、ベランダ側には何らか対策をすべきです。