
マンションで生活していると、足音やテレビなどの日常の音や、焼き肉屋・飲み会などのパーティー的な音など、不快な騒音が次々と聞こえてきますよね。
うるさいからと言って直接苦情を言ってしまうと、今後のご近所づきあいに亀裂が入りそうで怖いですし、もしかしたら突然刺されるかもしれません。
そんな時、「張り紙」を使うことで騒音について訴えることができたら、あなたが苦情元という事がバレずに騒音問題を解決できるかもしれません。
このページでは、張り紙で騒音トラブルを対処しようとする際のメリットとデメリットを紹介していきます。
マンションの騒音を張り紙で訴えるメリット
騒音を張り紙で訴える最大のメリットは「苦情元があなただと特定されないこと」です。
直接うるさいと伝えてしまうと、騒音元の相手としてはあなたのことを嫌な人だと認識します。
うるさい側が悪いハズなのに、なぜかあなたが「生活音を気にする小さい人間、変り者、集合住宅不適合者」だと言われてしまいます。
しかし、張り紙を活用することで、
「最近子供が走り回る音で迷惑を受けている方がいます・・・」的な訴え方になるので、あなたが矢面に立つことがありません。
更に、あなた的には直接うるさいと言いに行きたい場合でも、どこから音が聞こえてくるのかわからないというケースもあります。
そんな時も張り紙は有効で、「こんな音に困っている人がいる、心当たりのある方は・・・」という張り紙を貼ることもできます。
そのため、張り紙で騒音問題について訴えるメリットとしては、あなたの身元をばらしたくない時に有効なうえ、騒音元がわからないというケースでも活用できるという点になります。
マンションの騒音を張り紙で訴えるデメリット

マンションの騒音に張り紙で対応する最大のデメリットは、火に油を注ぐ結果になることがあるというものです。
騒音を出してしまう人は、別に騒音を出したいと思っているわけではなくて、自分は騒音くらいなんともないから気にならないタイプというケースが多くあります。
上の階から子供の走りまわる音がしても「元気で何より!子供なんてみんなそうだわ!アハハハ」という感じです。
そんな豪快なタイプともいえる人にとって、張り紙という遠回りでな方法は「ねちっこいやつ」「直接言えよ」「気色悪いわ」と思われてしまい、直接言いに来るようにあえて静かにしないという選択をすることもあります。
また、張り紙という性質上、細かくて神経質な方は目を通すこともありますが、豪快な方やおおざっぱな方は張り紙を見ていないケースも良くあります。
そのため、張り紙という方法は騒音に対しては効果は低いと言わざるを得ません。
まとめ
張り紙は情報を共有するために便利なツールですが、マンションの騒音対策という意味ではその効果は薄いと言えます。
張り紙を出そうか迷うほどにうるさいと感じているのであれば、遠回りな方法ではなく、直接話をしに行くことをおすすめします。