
近年外国人の旅行者が増えているという事や、日本でのオリンピック開催が決まったという事もあって、民泊ブームの波が押し寄せています。
そこで、マンションで民泊をする場合の注意点や問題点について調べてみました。
マンションで民泊をする問題点
問題点① 設置物の破壊
民泊施設での問題で多いのが、ソファや網戸といった設置物の破壊なんだとか。
破損したまま何も申告なく帰国されてしまうケースもあるようなので、明確なルールブックを作ったり罰金制度を設けたり等の対策が必要となるでしょう。
問題点② 騒音
マンションでは、上下左右に隣り合っている部屋からの生活音が響きやすくなります。
防音対策を施していても限界がありますし、そもそもエントランスや廊下等の共用場所やベランダで騒がれたら防ぎようがありません。
近隣に配慮するという事をしない旅行者も中にはいるようですので、騒音問題についてはきちんとしたルール作りと説明が大切です。
問題点③ ゴミの処理
日本以外の国々では、日本ほど衛生面にこだわりがない事が多いです。
そもそもゴミをゴミ箱に捨てる習慣がない国もあるくらいなので、ゴミをそこら辺にポイ捨てしたり収集日以外に平気でゴミを出したり…といった問題がよく起こるそう。
ゴミの放置は、虫・ネズミ・カラス・野良猫等の二次被害を被るケースもあるので注意が必要です。
問題点④ 備品の持ち帰り・盗難
日本人と外国人の一般常識がかけ離れている場合に起こる事が多いのが、備品の持ち帰りや盗難なんだとか。
例えば、備え付けのシャンプーやトリートメントを大量に根こそぎ持って行かれたり、ひどいとドライヤーやお掃除ロボットといった電化製品まで持って行かれたというトラブルもあるそうです。
問題点⑤ セキュリティ問題
民泊を運営すると、かなりの頻度で色々な国の人が出入りする事になります。
いつも同じ顔ぶれでは無いので、民泊の宿泊者なのか、それとも全くマンションとは関係のない窃盗グループのような外国人なのか…パッと見では判断が付きませんので、セキュリティ問題が多く議論されています。
民泊で迷惑な思いをした話

① 深夜・朝問わず…大騒ぎ(40代 女性)
旅行中は誰でも楽しい気分になるというのは分かりますが、度を越えた騒音で困っています。
隣の部屋が民泊を始めてから、かなりの頻度で外国人の旅行者が出入りし、壁を隔てて大声で騒いでいるのが聞こえてきます。
夜中でも朝方でも気を遣う様子はなく、お酒を飲んで大騒ぎ。
他には、1日中お祈りのような声が聞こえたり、楽器を鳴らしながら楽しそうに歌っていたり、ガッシャーン!と何か壊れるような大きな音がしたり…
なかなか寝付けず、ノイローゼになりそうです。
② 子供が部屋に連れていかれそうに…(30代 女性)
8歳の娘が学校帰りに民泊利用者に話しかけられ、部屋に連れていかれそうになり、不安が募っています。
ちょうどご近所さんが外国人と話す娘を見付け、「●●ちゃん帰ろう」と声をかけてくれ、私達の部屋に送り届けてくれました。
その方曰く、その外国人は家族連れで、娘くらいの年の子が居て「オリガミとか言ってたから、日本の文化を教えて欲しかったのかも。でも部屋に入れようとしてたから止めた」との事。
様々な国の人が出入りしているので、本当に危険な人が居ても気付かないかも…とセキュリティ面で恐怖を感じました。