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マンションの理事会が面倒な3つの理由|拒否は可能?

マンション住まいの場合、そのマンションを管理・維持・改善していくために、理事会への参加をお願いされる事が多いです。

「理事会って何するの?面倒じゃない?欠席や拒否は出来る?」

という、色々気になるポイントについて詳しく調べてみました。

 

マンションの理事会って面倒なの?

理由① 時間を取られるから面倒

マンションによって開催時間は色々ですが、夕方以降に行うところや、土日の昼間に行うところ等、少なくとも30分~2時間程度は時間が取られます。

家族や1人で過ごす大切な時間を理事会に取られたくない…という人は多いようです。

 

理由② 開催頻度が月1回くらいあるから面倒

理事会の開催の頻度には特に決まりはありません。

マンションの規模や管理会社の考え方等によって違いますが、月1回程度というところが多いようです。

ただその月1回という開催頻度ですら「もっと減らしてもいいのでは?」と面倒がる人が多いそう。

 

理由③ 人見知り(意見を出すのが苦手)だから面倒

性格的に人見知りだったり発言するのが苦手だったりすると、人がたくさん集まる場(理事会)に行く事自体が面倒という人も多いんだとか。

「そもそも近所付き合い自体が嫌い」

「人見知りで、そういう場が好きでない」

等、人が集まる理事会自体の参加が面倒、という人も多いそう。

 

理事会を拒否・欠席は可能?

拒否は可能?

結果から言うと、理事会の参加を拒否する事は可能です。

参加を強制する事は出来ないからです。

ただし、マンションの管理や運営は住民の協力の元で成立しているという事をしっかり理解しておくべきです。

正当な理由も無く参加を拒否していると、マンションの維持・管理・ルールづくり等の責務を果たす事に消極的だとみなされ、他の住民から反感を買う恐れがあります。

 

欠席しても良い?

欠席も、正当な理由があれば可能です。

例えば、両親の介護・自身や家族の病気・海外出張で不在等、どうしても参加出来ない正当な理由がある場合に限ってです。

ただ、欠席する場合には【委任状】の提出を求められる事が多く、理事会に参加出来なかった時に決まった取り決めに関しても内容に同意する、という意思表示が必要になります。

参加せず文句だけ言うのは道理が通りませんので、その点は予め理解しておきましょう。

 

理事会に参加するメリットは?

理事会に参加する1番のメリットは、自宅マンションの問題点や改善点、その他より良くするための意見等について発言出来る事ではないでしょうか。

誰しも自分の住んでいる場所は快適であってほしいもの。

皆が快適に満足して生活していくためにはどうしたら良いのかや、今ある問題点や実情を詳しく知っていく事で、今後すべき事が明確化されるのも大きなメリットです。

また、多くの住民が理事会に参加して管理組合の活動が活発化すれば、自然とマンションの資産価値が向上していくというメリットもあります。

それに、理事会を通して他の住民と接する機会が増える事で人間関係が更に円滑になるでしょうし、顔見知りが増えれば防犯的にも良い環境になります。