
マンションで憧れの独り暮らしを始めた人は、初めてで心配な事も多いでしょう。
特に女性ならなおさらですよね。
そんな時に気になる【表札】の問題…。
表札は出した方が良いのか、出さないなら何故か、等を調べてみました。
マンションの表札を出さない3つの理由
理由① 防犯のため
今は防犯機能が整ったマンションが多くなってきています。
・オートロック機能付
・女性専用の物件
・複製が出来ないしっかりとした鍵
・防犯カメラがたくさん設置されている
等、防犯対策が多くされている物件もあるとはいえ、全てのマンションで対応している訳ではありません。
また、女性の独り暮らしの場合、防犯には念には念を入れたいところですし、自分から危険を冒す事はしたくない人がほとんどです。
そこで【表札を出す】という行為は防犯面からするとあまり良くないとも言えます。
理由② 個人情報保護のため
表札を出す事で、そこに住んでいる方の苗字が世間にさらされる事になりますので、個人情報保護の観点からするとあまり良くないとも言えます。
例えば、芸能関係の人の場合、表札を出した事で家が特定されてしまってファンの方が押し寄せたり、ストーカー被害で大変な思いをしたりする可能性も考えられます。
他には、珍しい苗字の人の場合、表札を出すだけで家が特定されてしまう可能性が高いのも怖い所です。
そして、女性の独り暮らしや仕事柄恨みを買う可能性がある人も、表札を出さない方が個人情報をさらさずに済みます。
理由③ 必要性を感じない(または、必要がない)
まず、表札自体に必要性を感じない人も今は多いそう。
最近では昔ほど近所の人と付き合いを密にしないという家庭が増えているのが現状で、特に近所に名前をさらす必要を感じないという家庭も多いんだとか。
また、マンションはセカンドハウスとして利用する人も多く、その土地へ長く出張する機会が多い為のセカンドハウス・賃貸に出すつもりで購入したマンション等、様々な利用シーンがあるので、表札の必要性が無いという人も多いようです。
マンションで表札を出すメリット

マンションで表札を出していると、その部屋の人は誰かという事が周りの人にハッキリ分かるので、安心してお付き合い出来ます。
挨拶するにもお話しするにも、名前が分かる方がスムーズですし、ご近所付き合いを円滑にするにはメリットになるでしょう。
また、マンションの理事会役員や管理人からすると、回覧板を回したり訪問したりする際、表札が出ていた方が部屋番号と名前で間違えがないと確認出来て便利ですね。
他には、やはり宅配便の誤配送を防ぐというメリットも大きいです。
今はインターネットで多くの物を買える時代で、配送業者は常に人手不足で配送がより大変になっていると聞きます。
そんな方々に円滑かつ的確に仕事をしてもらうためにも、表札を出す事は大きなメリットになると言えます。